□開業医の先生に

ライフプランとは何か

目的を明確にしよう
「ライフプラン」とは日本語にすると「人生設計」などと訳されますが、「ライフプラン」とは何でしょう。
例えば、お医者さんの場合ですと、「いつ頃開業したい」とか、「マイホームはいつ頃建てたい」とか、
「子供にはどのような教育をさせたい」とか考えてみることです。

夢=ライフプランではない
ただ、夢や希望を漠然と想像するのではなく、「その夢はいつ頃実現させたいのか?」
「その夢を実現されるためには一体いくら必要なのか?」など、具体的に年号や金額を入れ込んで
考えてみることが必要です。
要は、「何のために貯めたのか?」「どのように使うのか?」「どう生きていくのか?」という目的を明確にすることが
本当の「ライフプラン」ではないでしょうか?
そして、ご家族の年齢やライフイベント(入学・就職・結婚など)を年表形式にしたものを「ライフプラン表」といいます。


医師の家計の特徴

医者は高収入
医者は高収入の職業の代名詞で、実際、厚生労働省のデータによると
勤務医の平均年収は1,228万円となっています。
これが開業医ともなれば、年収数千万円から億単位の方までいらっしゃるのは事実です。
それでは、「高収入=お金持ち」になっているのでしょうか?

子供を医者にするにはお金がかかる
私どもがお手伝いさせていただいている開業医の先生は、「自分の子供も医者にさせたい」ということで、
医学部に進学させている方が多いようです。
さて、気になる医学部の学費ですが、医学部を留年せずストレート(6年)で卒業できたとしても、
国公立大学では平均で約350万円ですが、私立大学の平均は約2,240万円という統計が出ています。
もちろん教育費は大学の6年間だけでなく医学部へ進学させるための中高一貫や小中高一貫の私立学校に
通わせる家庭がかなりの割合にのぼっています。
さらに、塾や予備校も当たり前ですので、子供1人を医者にするには5千万円以上かかることを
覚悟しなければならないという事だそうです。

お医者さんこそ「ライフプラン」が必要
お医者さんの家計の特徴は、「収入も多いが支出も多い」ということができます。
先程述べたご子息の教育費だけでなく、医者という社会的地位の高さからご自宅も立派であったり、
お付き合いの広さから生活費も一般家庭よりも高くなってしまいます。
そして一番の問題はお医者さんはご自分で診察し、常に勉強を続けなければならないという
ハードワークだという事です。
ご自分の健康管理もままならないご多忙の身で、とてもライフプランを考える余裕などない状況だと思われます。


キャッシュフロー表を作成しよう

キャッシュフロー表とは何か
初めに述べた「ライフプラン表」に収入と支出を入れて「年間収支」や「貯蓄残高」を記載したものが
ライフプラン上の「キャッシュフロー表」です。

キャッシュフロー表を作成する目的は
キャッシュフロー表は作成することに目的があるのではなく、現状の収支状況に自分のライフプランを考慮して、
収支状況や貯蓄額をシュミレーションすることで、現状及び将来の問題点を明らかにすることです。
そして、それからの問題点をどのようにして解決するのか対策案を立て、実行に移すことが重要なのです。

FPは「夢の実現」のお手伝い
私どもでは、キャッシュフロー表・現状分析など対策の立案・実行援助を通じてお客様のライフプランの
「夢の実現」のお手伝いをさせて頂いております。


キャッシュフロー表見本


ライフプランのQ&A
Q1.お金ってどの金融機関に預けても同じじゃないの?
Q2.金融商品は何を基準に選べばいいの?
Q3.現在入っている保険を見直す際のポイントは?
Q4.早く自宅のローンを減らしたいがどうすればよいか?


Q1.お金ってどの金融機関に預けても同じじゃないの?

A1.平成6年に金利の自由化が導入され、金利は金融機関によって差が出てきています。
また、銀行・証券会社・保険会社など金融機関同士の垣根そのものがなくなろうとしています。
自分の大切なお金です。今までの付き合いだからという事だけで預けていませんか?
ペイオフが実施されたこれからの金融機関選びは、金利だけでなく、健全経営かどうかが重要なポイントです。
ムーディーズ社やスタンダード&プアーズ社などの格付情報をこまめにチェックされることをお勧めします。


Q2.金融商品は何を基準に選べばいいの?

A2.金融商品はそれぞれの持つ特徴によって「流動性」「安全性」「利殖性」の三つに大きく分けられます。

・ 流動性とは、必要な時にいつでも自由にお金が引き出せるか。
・ 安全性とは、元本保証があるか。
・ 利殖性とは、元本割れするおそれはあるが、大きく殖える可能性はある。

というものです。
金融商品選びのポイントは@目的A期間B目標額を決め三つの特徴を持つ金融商品を
バランスよく組み合わせることです。


Q3.現在入っている保険を見直す際のポイントは?

A3.保険は、ライフステージ(自分や家族の年齢・職業や地位)が変わると必要な保障額も変わります。
したがって、現在加入している保険が、今後もずっとベストな保険であるとは限りませんので、ライフステージの
変わり目には保険を見直すことが重要です。
保険の見直しは、現在加入している保険を止めて新しい保険に加入し直すことだけではありません。
必要保障額に応じて「増額」したり、「減額」したり、特約を追加でつける「中途付加」という方法もあります。
ポイントは、保険の見直しもライフプランがベースになっているという事です。


Q4.早く自宅のローンを減らしたいがどうすればよいか?

A4.手元に余裕資金ができたらローン元金の一部を返済する「繰上げ返済」をお勧めします。
繰上げ返済には、毎回の返済額は変えずに返済期間を短縮する「期間短縮型」と、返済期間は変えずに
毎回の返済額を変える「返済額軽減型」の2つの方法があります。
ただし、条件もあり、公庫では1回100万円以上、年金住宅融資なら50万円以上の返済となっていたり、
1回の返済ごとに事務手数料がかかります。
また、金利負担を下げる方法として「借り換え」という制度もあります。
公的資金への借り換えは出来ませんが金利の低い民間ローンへの借り換えを検討してみることもお勧めします。


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