□M&Aの基礎知識
M&Aの基礎知識

目次

T.M&Aとは、
 1、M&Aとは
 2、M&A件数の推移
 3、買い手の目的とメリット
 4、売り手の目的とメリット
 
U.M&Aの買い手の考え方
 1、M&Aの手法
 2、買い手は、何を見て買収するのか
 3、進め方

V.ケーススタディー


T M&Aとは、

1、M&Aとは、何か。

M&Aとは、経営権や事業を売買することです。

●M&Aとは、「Mergers and Acquisitions」(企業の合併・買収)の意味です。

 @企業全体の合併・買収だけでなく、営業譲渡や株式譲渡、資本提携など
 いろいろな手法があります。

●事業を売買すること、つまり、「ヒト、モノ、カネ、付加価値(技術、情報、権利、
 顧客基盤、のれんなど)」をまとめて売買することです。

●M&Aは、会社、会社の一部門の場合もあります。

●対象会社は、国内企業・外国企業・大企業・中小企業を問いません。

●M&Aは、企業の成長戦略の一つで、「お金で時間を買う」ことです。

2、M&A件数の推移


出所:株式会社レコフ

3、買い手の目的とメリット

買い手の目的              買い手のメリット

●経営の多角化
●既存市場シェアの拡大 
●新規事業の進出
●優秀な人材やノウハウの獲得
●シナジー効果

●経営環境の変化に対応できる
●「規模の経済」により生産や販売コストが下がり競争 力がアップする
●低いリスクで進出できる
●人材教育にかけるコストと時間を短縮できる
●生産技術や販売ノウハウなど既存事業とシナジー効 果が期待できる

4、売り手の目的とメリット

売り手の目的               売り手のメリット

●事業の撤退
●選択と集中
●後継者問題の解決
●投下資金の回収
●会社の存続
●不採算事業から撤退することができる
●経営資源(ヒト、モノ、カネ)をコア事業し、集中できる
●後継者不在でも解散しなくてすむ
●代表者は創業者利潤を手にすることができる
●従業員の雇用が継続される

U、M&A買い手は、

1、M&Aの手法

  手法 内容
1 合併
吸収合併
新設合併
会社と会社が合併すること
株式が交付される
2 株式の取得

株式取得(子会社化)
株式交換(子会社化)
増資・減資
法人がそのままで株主が変わる
現金または株式が交付される
3 事業買収

営業譲渡(事業部門譲渡)
会社分割(事業部門譲渡)
資産譲渡(事業資産譲渡)
事業部門のみを売買すること
現金または株式が交付される
4 資本参加
50%以下の株式取得
株式譲渡 増資
現金で取得する

2、買い手は何を見て買収するのか

〜買い手の関心は会社や事業の可能性を見ている〜

1 収益性
利益(キャッシュフロー)を、生み出す力があるか
買収後の投資回収可能性があるか
2 成長性
事業の成長はあるか
将来有望な事業か
3 シナジー効果
買い手の事業との相乗効果が見込まれるか
買い手の経営資源を補完、成長することが見込まれるか
4 時間の短縮
買い手が事業を新規に立ち上げるより大幅に時間短縮されるか
市場の支配力を短期間で強められるか
5 希少性 
この会社にしかないといった特別な経営資源があるか

  「特別な経営資源」とは具体的に次のようなものです。

  ・優良顧客
  ・店舗網・代理店網・物流網などのネットワーク
  ・商標権・特許権などの権利
  ・免許・許認可等の資格
  ・技術やノウハウ
  ・優秀な人材
  ・立地・施設等

3、進め方

〜一般的な流れ〜

相談 ⇒ 事前検討 ⇒ 調査 ⇒ 交渉 ⇒ 決断 ⇒ 手続 ⇒ 実施

 まずはご相談下さい

 <買収にご関心のある方>

  ・どのような業種の企業を買収したいのか
  ・買収予算はどれくらいか?

 <売却にご関心のある方>

  ・M&Aを行いたい動機は何か?
  ・企業評価がどれくらいか知りたい


V、ケーススタディ

仲介業者持込み 売却案件の場合

1 概要確認
概要資料による情報確認する
→興味の有無について返答する
2 秘密保持契約

秘密保持契約の締結する
概要資料を受領する
→検討を進めるか否かの決定する
3 基本情報検討


基本情報を入手して検討する
財務諸表・社内体制・設備等詳細な企業情報を入手検討する
→机上で精査する
M&A形態の検討する
4 調査と交渉


質疑応答・要求資料の提供を行う
トップ会談・工場見学などによりお互いの経営理念のすり合わせを行う
買収価格等が条件交渉を行う
5 合意条件の交渉と基本合意




基本合意書の締結(企業買収・譲渡価格の仮決定と買収・譲渡条件の合意)
買収監査(財務・法務・不動産などの精査の実施)
(役員や経営幹部社員へのインタビューによる実態調査) 
6 最終契約締結

最終的な譲渡価格と従業員の処遇などの条件を確認する
最終譲渡契約書を締結する
7 クロージング 株式引渡し、譲渡代金の授受を行う
8 統合作業

新体制構築のための統合作業を行う
運営体制・人事の整備、お取引先への案内、事業計画の策定

連絡先

長公認会計士事務所

公認会計士・税理士 長 伸幸

〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神5-10-11 イトーピア天神ビル3F

TEL 092-731-4640
FAX 092-731-4628

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