車両の購入を考えていますが、税務上新車と中古車どちらが有利でしょうか?

税務上有利になるのは中古車です。

新車の場合は耐用年数6年ですが、4年落ちの中古車であればその耐用年数は簡便的に次のように算定することになります。
(新品の耐用年数6年−新品から経過した年数4年)+経過年数4×20%=2.8年→2年

耐用年数2年である場合の償却率は1.00であるため、中古車購入代金がまるまる減価償却費として経費となり、大きな節税メリットを得る事ができます。

注意しなければいけないのは、減価償却費は月数按分する必要があるので、3月決算の会社が、利益が出ているからと3月に4年落ちの中古車を購入しても、一月分の減価償却費しか計上できない点です。つまり中古車が600万円だった場合には、12で割った50万円しか経費にできないということです。

 

質問等がありましたらお気軽にお問い合わせください。

専門のスタッフが不安や疑問にお答えします。

メールでのお問い合わせはこちらから