Q3 開業の形態はどのようにして決めたら良いでしょうか。

 

A3 解 説

以前は、開業と言えば「自己所有地もしくは借地に戸建て」というのが一般的でしたが、最近では都市部を中心に「ビル診」「借地」「建て貸し(リースバック)」「医療ビル」などの開業形態が増えてきています。

それぞれメリット・デメリットがあり、初期投資や継続的にかかる費用も異なってきます。診療内容や自己資金の状況、メリット・デメリットを考慮して適切に選択する必要があります。

 

<開業形態ごとのメリット・デメリット>

開業の形態

メリット

デメリット

①戸建て(所有地・借地)

建物のデザインが自由

初期投資が多額になり、借入金も多額になる

②建て貸し(リースパック)

建物のデザインが自由で、かつ初期投資も比較的少額

長期契約で家賃が高く、長期的に見れば割高

③ビル診

初期投資が少なく、場所によっては集患面で有利

一般的に狭く、制約が多い

駐車場の確保が難しい

 

<初期投資および継続負担の内訳>

開業の形態

初期投資

継続負担

①戸建て(所有地・借地)

建物建築費用他

税金・保険料・修繕費・借入金の返済負担

②建て貸し(リースパック)

敷金、建設協力金、内装他

家賃、内部修繕費他

③ビル診

敷金、内装他

税金・保険料・修繕費・借入金の返済負担

 

 

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