Q25大型機器(MRI、CT等)を購入する場合、銀行融資分で購入した方がよいでしょうか?それともローンを組んだ方がよいでしょうか?
A25 解 説
銀行融資もローンも購入するための借入金ですが、機器の金額が高額であればリースの利用も候補にあげてはいかがでしょうか?
購入する場合、銀行融資・ローンの返済期間は通常短いものが多く、5年〜7年程度かと思われます。
たとえば、借入金額3,000万円、利率2.5%、5年返済とした場合の返済額は利息をあわせて3,191万円(元金均等、年間平均約638万円ですが初年度ほど多額)となります。
もちろん、返済が終われば所有権は購入者にありますので、その後は安泰ですがいかんせん返済金額が多すぎて資金がショートする可能性が発生します。
これが5年リースであれば「購入価格−5年後の残存価格(下取り価格)を差し引いた金額」を元に利率(銀行金利より若干高)をかけるといった具合にリース金額は定められる事から5年間の支払額は借入返済よりもはるかに少なく、開業の際はこの方法が一番安全かと考えます。
ちなみにリースにするか否かは、リースの見積もりをとった上で検討する必要がありますがまずは購入する予定金額の見積書(最安値が望ましいですね)を作ってもらってください。
その見積書の金額を持ってリース会社と交渉されることをおすすめします。
この場合、見積書を出した機器会社からリース会社が買い取りそれをリースすることも考えられます。
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