Q26高額な医療機器の購入の為の融資の方法について教えてください。

 

A26 解 説

融資についてはまずは金融機関に打診してみる必要があります。

ただし、現在の金融機関は社会情勢から考えても融資は非常に厳しいのが現状です。

 

毎月の収入・経費の目途が立てば資金計画もできるのですが、金融機関から見た新規開業は非常にリスキーな分野だと考えられています。担保(預金や不動産)がない限り、従来のように開業にあたった銀行マンの「借りてください!」という態度は皆無です。

 

購入する医療機器が担保となりますが購入金額を大きく下回る金額の融資しか受けられません。また、融資の返済期間は通常7or8年、長くて10年というのが相場です。

確約された返済にしか融資しないのが今の時代の金融機関です。

 

このような時代背景から、ノンバンクといわれるような金融業者が多くなりTVのコマーシャルもよく見かけるような大会社も増えていると認識しています。

医療機器はすべてリースにすると開業時の融資は最小限ですみます。

 

もちろん、長い目で見た場合の利益は圧縮されることになりますが、経営は、利益が出ていても資金がショートすれば意味を持たなくなり、破綻してしまいます。

 

ひとまずは、日本政策金融公庫(各市町村に必ずあります)等の政府系金融機関からの開業融資を申し込み融資期間と金額を打診してみてください。

そのあとに銀行(地方銀行のほうが融通がきくかもしれません)に同じように打診してみてください。

 

MRIのような高額な医療器械の場合、業者によっては比較的安価で中古物件を取り扱っている場合もあるようですので、在庫を確認してみるのも良い手だと思います。

 

 

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