医院開業と経営 Q&A

  • Q27 不用資産を節税に活用することはできますか?
  • A27 活用されていない遊休不動産や必要性の低い役員用の高級車両といった不用資産を売却して含み損を吐き出すことで、利益が圧縮されて節税効果が生まれます。
    さらに、資産の売却によりキャッシュ(現金・預金)が確保できることできます。
    収益性が高い資産や、借入金の利率以上に値上がりが期待できる資産であれば、所有しつづけたほうが得です。しかし、収益性が低ければ売却して、キャッシュとして会社の経営に活かすべきです。
    売却により回収した資金や、損切りにより節税できた資金を借入金の返済や、収益性の高い部門に集中的に投資することが本当の意味での決算対策といえるでしょう。