銀行融資の基礎知識

大手銀行で法人融資に携わった後に銀行退職、独立し銀行融資コンサルティングとして活躍されている方の研修に参加しました。
 内容は銀行融資の基礎知識と会計事務所の関わり方というところでした。

 銀行融資については、色々本やまとまったホームページ等がありますが、ひとつの見方としてご理解ください。

Ⅰ.銀行融資について会計事務所が手伝えることがあるのか
Ⅱ.取引すべき金融機関
Ⅲ.借入金のある会社は銀行から格付けされている
Ⅳ.平成254月以降 金融円滑化法の終了による格付の変化
Ⅴ.最後に


Ⅱ.取引すべき金融機関

  

  ・会社の規模による金融機関の使い分け

   創業時は政府系(政策公庫系)がおすすめ、地銀は売上3億円以上から、メガバンクは10億円以上からの取引を考える

   融資に関してはまず政府系から考える、決算書に政府系金融機関があると何かあった場合に政府系が助けてくれるので地銀・メガバンクは貸出易くなる

  

年商

創業

3億円

5億円

10億円

政府系

信金・信組

地銀

メガ

×

×

×

 

   メガバンクの1億円 → 信金・信組の1,000万円

   ・メガバンクは経済環境によって動きが変わる

   ・地銀は地域を支えるためぶれが少ない

   ・信金・信組は営業エリアに会社がなければ借りられない

   残高推移からストーリーを描いて、今後の貸し出しを検討する

 

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